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『MORI LOG ACADEMY 1』 [☆☆]

デザインの語源は「削る」という意味である。不必要なものを消して、最適なものを選ぶことだ。決して「足して飾る」ことではない。

・かつてのウェブサイトには「他人に利益をもたらそう」「情報を共有しよう」という意志が強く感じられた。他人の役に立つものが何か一つくらい自分にもあるはずだ、という前向きな姿勢があった。

・迷惑メールは、選挙運動の宣伝カーが煩いというのと同じレベルである。

・設計が「創る」であり、工作が「作る」である。両方で「創作」になる。

・「わかってもらいたい」という動機がなければ、文章は決して良くならない。

・動詞を繰り返すような言葉、「繰り返す」「叩き割る」「押し上げる」「練り混ぜる」などでは、それが動詞として使われる場合の表記はこのままだが、名詞の場合は「繰返し」「叩割り」「押上げ」「練混ぜ」のように最初の送り仮名を消す。

英語で最後が「er」や「or」になる単語で、カタカナにしたとき3文字以上になるものには長音をつけないというルールが、JISで決まっている。

・子音+yで終わる英単語は「ィ」を用いる。

・学術論文では、ほとんどの主語のあとに「、」を挿入して書く。

・数学は、現実の問題を数式に置き換える、という抽象化こそが重要だ。

・X^2を微分すると、2Xになる。逆に、2Xを積分すると、X^2になる。Xの積分は1/2*X^2になる。X^2を積分すると1/3*X^3になる。これらが、三角形や円錐の公式に出てくる係数だ。

・0以外の任意の数字を0で割ると、答えは∞(無限大)である。n÷0=∞。お金が50円ある。1日に5円使えば50÷5=10で、10日でなくなる。1日に0円使えば、50÷0=∞で、無限大日後になくなる(いつまで経ってもなくならない)。

・n×0=0から、左辺の0を右辺へ移項した、n=0÷0が、任意のnについて成立するので、解は「不定」になる。

・木と鉄は火に弱い。鉄は400℃くらいで強度が半減するため、事実上、木造と同じくらい火災に弱いといえる。RC造だけが火事に強い。

・適当なものを糸の先に結びつけ、その糸を25cmほどにして揺すると、だいたい1秒で往復する。この糸を1mに伸ばすと、だいたい2秒で往復する。振り子時計は、この25cmか1mの振り子を持つものが多い。

・水面に浮いている氷の、水面下に沈んでいるのが、もともと水だった時の体積であり、水面上に現れているのが膨張して増えた分の体積である。

・凝固した時膨張する物質は珍しい。水以外の例として、炭素がダイヤモンドになる時などがある。



MORI LOG ACADEMY〈1〉 (ダ・ヴィンチ ブックス)

MORI LOG ACADEMY〈1〉 (ダ・ヴィンチ ブックス)




タグ:森博嗣
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