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『相手に9割しゃべらせる質問術 1対1が苦手なあなたへ』 [☆☆]

・そもそも、コミュニケーションの基本とは、まず相手を理解することです。そのために大切なのは、あなたがおもしろい話をすることじゃなく、相手におもしろい話をしてもらうことなのです。つまり、あなたがすべきなのは、相手の話を上手に引き出す質問です。

・そもそも質問とは、疑問をもつことから生まれます。目の前で刻々と起きていることを何も考えずに受け流したり、短絡的に情報を鵜呑みにするのではなく、いったん疑いをもってみる。

・CM抜きでニュースを流しつづけたわりには、これでもかと、くりかえし映し出されたのは、津波に襲われ、家や車が押し流される悲惨な映像ばかり。ツイッターでは、いますぐ役立つ情報が駆けめぐっているのに対し、テレビを見ても「いま何をすべきか?」の質問にはいっさい答えが返ってこないのです。

・震災を境に明らかになったのは、ネットの世界こそがじつはリアルで、バーチャルなのは、現実からかけ離れてしまったテレビというメディアではないかということでした。

・お花見が自粛され、浅草の三社祭などの中止が早々と発表されました。「不謹慎の地雷」を踏まないように、次から次へと自粛の連鎖が始まったのです。

ファーストペンギンは、群れの中で、最初に海に飛び込んでエサをとる南極のペンギンのことです。水の中には、トドやオットセイのような肉食獣の敵もいます。そこを、先陣を切ってくれるファーストペンギンがいることで、仲間のペンギンたちは安心して水に飛び込むことができるのです。

・相手に対する尊敬の気持ちをしっかり置いてさえいれば、相手を傷つけたり茶化したりする言葉は自然と出てこなくなるもの。

・会う前は怖そうなイメージだった人が、実際に会ってみたら、なんかいい人。これは実際に相手と会う前の「第ゼロ印象」と、会ったときの第一印象の振り幅がなせるわざ。

・じつは第ゼロ印象をマイナスイメージにしておくのが、第一印象をよくするコツなのです。

・緊張するのは、自分以上の自分を見せようとするからです。それをやめれば余裕が生まれるし、あがったりしない。要は考え方一つ。80パーセントでいいのです。

・注目すべきは、「嫌いなものは?」に対する答えとその理由です。心理学的には、「嫌い」には、その人自身の自己評価が投影されているのだそうです。

・いちばん聞きたいことはあえて聞かずに、相手に「あれ、これ聞かなくていいの?」と不安にさせて、自分から言わせてしまうなど、言わせるためにはまず相手の心を動かすことが肝心なのです。

・謎=ミステリアス=魅力的。たぶんこの方程式は、多くの女性のイメージの中にあるのではないでしょうか。実際、「謎だよね」と言われて嫌がる女性は、ほとんどいません。

・ハズしたくない、間違えたくない、常に大多数の中にいたい……。そんな心理こそが、震災後、風評被害を生み、人々をトイレットペーパーや水の買い占めに走らせた一因だと思うのです。



相手に9割しゃべらせる質問術 (PHP新書)

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  • 作者: おち まさと
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/07/16
  • メディア: 新書



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