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『最底辺のポートフォリオ 1日2ドルで暮らすということ』 [☆☆]

・金銭を効果的に管理することは、必ずしも、健康であることや良い教育を受けること、裕福であることと同じくらい重要というわけではない。だが、こうしたより広範な目的は、金銭管理という土台があってはじめて達成される場合が多い。

・貧困世帯にとって金銭の管理がきわめて重要なのは、収入の「額が少ない」ためだけでなく、得られる「タイミングが不確実」なためでもある。

・多国籍企業は、インドの貧困世帯に対し1回分のシャンプーを販売するという解決策を見出した。1つ数セントで購入できる1回分のシャンプーは、大型ボトル容器入りのシャンプーといった製品を購入する余裕のない人々の間で、大変な人気を博すことになった。

・この場合の革新性は、支払金額と世帯のキャッシュフロー・パターンが適合するような方法を発見したことにある。

・事実上、貯蓄と借入はほとんど同じ行為である、ということだ。どちらも少しずつ支払いを行なう──毎週少しずつ預け入れていく、あるいは、毎週少しずつローンを返済していく──という点では同じだ。

・ローンは、まとまった資金を形成するプロセスにおいて、さまざまな方法で「アクセラレータ」として機能する。いうまでもなく、ゆっくりとした経過をたどる貯蓄と違って、ローンを利用すれば即座に現金を手にすることができる。

・カデジャは、年利36パーセントのローンの大部分を金のアクセサリーの購入代金に充てた。貧困者がお金を貯める一番早い方法はお金を借りること。カデジャは、何らかの外的な圧力を受けないかぎり、自力でネックレスの購入代金を貯めるのは無理だろうと思っていた。

・貧困者は利息50セントという条件で10ドルを借り入れて、1日か2日後に返済することがある。年利に換算すると500パーセント以上になるが、それで目の前の問題を乗り切ることができるのであれば、賢明な判断といってもいだろう。パーセントで示された利率が天文学的だったとしても、実際に金額で見れば大した出費ではない。

・当然のことながら、全員が交渉に長けているわけではないので、すべての顧客が同等の条件で扱われることは滅多にない。

・イスラム暦とグレゴリウス暦の違いのためラマダーンの時期は毎年2週間ずつ早まる。



最底辺のポートフォリオ ――1日2ドルで暮らすということ

最底辺のポートフォリオ ――1日2ドルで暮らすということ

  • 作者: ジョナサン・モーダック
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2011/12/23
  • メディア: 単行本



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