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『10代のためのYAブックガイド150』 [☆☆]

・たった1人でも反対があるときは、やらない。それは、たった1人でも嫌なものは嫌だと言えるということです。そのたった1人を説得できないときは、強行しないということです。それは、1人1人が考え続けることで成り立ちます。今の日本に足りないものを教えてくれる1冊です。

・「てらさふ」とは「てらう(ひけらかす)」を意味する古語。

・希望がないなら自分でつかまえにいけばいい。

・死んだ友人のSNSの「あなたは私の中でずっと生き続ける」という書き込みに、「本人は死なないって前提」だとムカついているのだ。

・原題の「The fault in our stars」は、シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』から。実際のセリフは「fault is not in our stars」、つまり、「星(運命)のせいでない(自分たちのせいだ)」となっている。作者はこれをひっくり返して「運命のせい」とする。

・がんになってしまったのは、彼女たちの非でも、彼女たちに何かを学ばせるためでも、もちろん誰かを感動で「泣ける」ようにするためでもない。

・「戦争のことは、ナチスの犯した過ちとして、ドイツはこれからも永遠に背負っていかなきゃいけないんで、とりわけ第二次世界大戦のことはすごく勉強するよ」という言葉は、では日本はどうなのか? と問い直すきっかけを与えてくれるでしょう。

・愛は一つの単語、それだけです。世界で一番使われる、もっとも嘘に満ちた単語です。

・たった今、理不尽なスクール・ライフをおくっている子供たちへ。そして、人生という長い放課後を生きる大人たちへ。

・現実の世に魅力的な大人が少ない以上、せめて虚構の中ででもそれを見せるのが若い読者に対する作家の作法の一つとも思えるのだが。

・人間は、古い時代から「昔話」というかたちで、人や社会が抱える不条理を伝え続けてきた。

・うんこが出ない登場人物! と聞くと笑うかもしれません。でも実は状況はそう笑えるものじゃない。出ないということは、食べてないということだから。

・道化師は王にとって愛玩動物みたいなものだ。

・宮廷道化師とは、笑わせるのが商売なので、王宮に出入りする王の賓客をからかったり、罵倒しても許される。

・彼が操るのは言葉である。人々が聞きたがっているとおりに物語を語り、それを事実と錯覚させる。これは一種の騙りだ。

・初めてできた友だち、あたたかい家庭に招ばれて思い出すぬくもり。酒場で聞く老人の戦争の思い出は、男性がそれを聞く側にまわることのできるほど共同体になじんだことをしめす。

・人間にとって最も重要だと思われているものを捨て去ることで、人類の未来の可能性が拓けることがあるのかもしれない。

・ふと、なんでこんなに必死にお金のことを考えて生きていかなくちゃいけないのかと思った。「食べていけなくなったら死のう」。そう考えたら、少し楽になった。

・君が最初に、自分で「カネ」を出して買ったものは何だったか覚えているだろうか。「カネ」で物を買うことは、社会の仕組みの一員になったということだ。

・リベリア内戦の犠牲者としてアメリカで話題となり、義手や寄付金の提供で、暮らし向きが変化してしまいます。地道な生活から過度な贅沢へ。

・人間は、正と不正を区別する唯一の生物種である、というのは得なことだ。なにしろその時々に自分に都合のいい規則をでっちあげることができる。



今すぐ読みたい!  10代のための  YAブックガイド150!

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/11/11
  • メディア: 単行本



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