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『出口汪の論理的に考える力が身につく本』 [☆☆]

・これまで日本人に欠如していたのは、「他者」という意識だったんだね。ここでいう「他者」とは、単なる「他人」というような捉え方ではなくて、「根本のところではどうやってもわかり合えない存在」という、ある種の絶望感といってもいい。

・面接官はたくさんの学生と面接する時に、「この人となら、一緒に仕事がしたい」と思えるかどうかを判断基準にするんだ。

・自分の言葉で話すことは大事だけど、それと自分の言いたいことだけ言うのとはまったく違うんだ。そこのところを、はき違えている人は結構いるよ。

・「ムカツク」や「ウザイ」は感情語だ。感情語というのは、他者意識がない言葉で、赤ちゃんが泣くのも、感情語といってもいい。もっと言えば、犬や猫が鳴くのも、感情語といえる。

・自分の不満や不快な気持ちをただ音にして表現し、それを誰かが察して、解決してくれるのを待つというのは感情語だ。

・具体的なものから一般的なものを求めることを「帰納法」、一般から具体を求める思考法を「演繹法」という。

小説を読めば、いろいろな人間の人生を疑似体験できる。これは小説の最大の魅力だと僕は思っている。

・「考える」ことは「読む」こと、「書く」ことと切り離せないと思うんだ。過去から現代まで、哲学者も思想家も文学者も、先人の遺した文章を読んで考え、その考えを書くことで整理した。

・記憶には四つの条件があって、そのいくつかを満たしていないと覚えられないし、すぐに忘れてしまう。(1)一度、どこかで見たことがある。(2)理解している。(3)反復し、定着させる。(4)使いこなす。

・漢字は読みを知らなくても、たいていはどこかで見たことがあるから、少し練習すればすぐに書けるようになる。でも、初めて見る英単語は単語カードを作って覚えようとしてもなかなか覚えられない。この違いは、見たことがあるかないかの違いなんだよ。

・通常は、一年間、記憶を維持するには、四、五回って言われているね。それぐらい反復することで、記憶として定着するというのが定説だ。

・使うとどうして忘れないかっていうと、使うこと自体が反復することになっているからなんだ。覚えようと意識していなくても、五回使えば、五回反復して覚えるのと同じことなんだ。






出口汪の論理的に考える力が身につく本

出口汪の論理的に考える力が身につく本

  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2015/08/06
  • メディア: Kindle版



タグ:出口汪
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