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『お金を整える』 [☆☆]

・レシートは、すべて捨て、使ったお金の歴史よりも、これから使うお金の未来を意識するようにしました。

・困ったときには定期預金の「自動貸越」を使う。その利息は、預けている定期預金の金利利率に0.5%を加えた年率となります。

・都市銀行カードローンの金利は低くても4~5%、クレジットカードキャッシングは約18%ですから、この自動貸越の金利がいかに低いかがわかるかと思います。

・毎週、日曜日にお財布の残高を書いていきます。

・3日間、財布を開かない「3日間 断金生活」をすることです。

・価格とは自分が払うもの、価値とは自分が受け取るもの。



お金を整える

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『ジョコビッチの生まれ変わる食事』 [☆☆]

・私たちは得るもので生活するが、与えるものによって人生を形作る。

・ほとんどのダイエットプログラムでは、相手が27歳のテニス選手でも、35歳の二児の母親でも、50歳の副社長でも、同じ物を「食べなければならない」と指導する。バカげた話だ。

・方法は簡単だ。まず2週間、食事からグルテンを排除する。その後、2週間にわたり余計な糖分と乳製品を取り除き、体がどう反応するのか見るだけだ(爽快な気分になるはずだ)。

・あまりにも膨大な死と破壊を目の当たりにして、私たちはもう隠れて暮らすことをやめた。本当に自分たちが無力だと実感したら、そこにある種の自由ができあがる。

・私たちの国には、こんな格言がある。「どこも痛くないときは、小さな石を靴の中に入れて、歩きなさい」 なぜなら、こういうことをすれば他人の痛みに思いを致すことができるからだ。

・戦争からは立ち直ることができたが、まだ共産主義体制下で叩き込まれた思考回路は消えていない。つまり、考え方も、生き方も、食べるメニューも一つしかないと思い込んでしまうというものだ。

・ELISAテストを行なえば、食物の不耐性について非常に具体的な点まで知ることができる。

・不耐性でよくあるのがグルテン、乳製品、卵、豚肉、大豆、ナッツなどだ。

・血糖は臓器を腐食してしまうので、肉体は何とかして血液内の糖分を排除したい(だからこそ血糖管理のできない糖尿病にかかると、盲目になったり、神経障害を引き起こしたり、心臓病の原因になったりする)。

・「ポリグロット」とはラテン語からきた用語で「複数言語を自由自在に操る人」の意である。

・頭脳労働は膨大なカロリーを消費する。座る時間がほとんどで、あまり運動をしないはずの博士号を持つ学者やプロ将棋棋士にデブがほとんどいないのが何よりの証拠だ。

・一部を除き純然たる和食でグルテンを含む物はほとんどない。つまり、グルテングリーは日本の方がよほど容易なのである。

・ジャーナリストは戦争を始めることができる。

・グルテンが体内に入ると、小腸・大腸を含む腸全体で吸収されます。その際にタイトジャンクション(密着結合)が開き、腸内細菌から分泌された毒素が脳に運ばれ、脳に炎症が発生します。脳の炎症のために神経細胞は十分なニューロトランスミッター(神経伝達物質)が蓄積できず、それが初動の遅れとなって現れます。

・グルテンが体内に吸収されると、最終的に脳のオピオイド受容体と結合することが医学的に判明しています。それによりモルヒネ状の成分が発生し、軽度の感情的な高ぶりを発生させます。

・極限まで炭水化物の摂取を減らしたことで、糖ではなくケトン体を燃料として脳と肉体を動かしていることがわかります。

・ケトン体が素晴らしいのは、グルコースと比べてATP(エネルギー)産生比率が25%も高い、つまり燃費・効率が著しく良いということなのです。

・朝コーヒーを飲むときにミルクや砂糖など余計な物を入れずに、15ccだけココナッツオイルをたらすとよいのです。すると3時間後にはケトン体の血中濃度が最大となり、認知機能が著しく向上します。

・99.9%の人たちの脳内には「霧」がかかっていて、それが当たり前だと思い込んでいるわけです。そんな中で一人だけシラフでいるというのはどういうことか、もはや説明するまでもないでしょう。

・人類は200~300万年以上のあいだ狩猟生活をしていたわけで、その頃の体内システムが今もそのまま残っています。ですから、アスリートであろうと一般人であろうと、まずは狩猟時代に最高のパフォーマンス・成果を発揮できた食生活に戻すべきというのが基本的な考えです。



ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

  • 作者: ノバク・ジョコビッチ
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2015/03/21
  • メディア: ペーパーバック



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『夜を乗り越える』 [☆☆]

・『告白』の熊太郎は、あの頃の僕を思い出させてくれました。というよりも、『告白』によって、あの頃の自分の気持ちが具体的に整理できたのかもしれません。

・この主人公、めっちゃ頭の中でしゃべっている。俺と一緒ぐらいしゃべっている。

・自分を不安にさせる、自分の中にある以上と思われる部分や、欠陥と思われる部分が小説として言語化されていることが嬉しかった。

・人生は決して長くない。短めに寿命を設定してその限られた時間で何をやるか決める。生き延びたら、また設定し直す。

・あらゆる小説に触れることによって、視点を増やすことができました。

・内容を変えずに文章を短くできたときの感動は、テトリスでずっと待っていた長い棒がようやくきた時と同じような快感をもたらします。

・誰にでも青春の中で駄目な時期はある。でも人が死なない限り、それはバッドエンドじゃなくて途中なのだ。

・時代を作ってきた作品は、全部上に叩かれ、若者に支持されてきた。偉い人たちに褒められに行く作品ではなく、ジジイに怒られる作品を作らないといけないという意識はずっとありました。

・僕が本を読んでいて、おもしろいなあ、この瞬間だなあと思うのは、普段から何となく感じている細かい感覚や自分の中で曖昧模糊としていた感情を、文章で的確に表現されたときです。自分の感覚の確認。つまり共感です。

・わかっていることをわかっている言葉で書かれていてもあまり共感はしません。言葉にできないであろう複雑な感情が明確に描写された時、「うわ、これや!」と思うんです。

・自分の中に「俺はこう思う」という人間と「それ本当?」という人間が、せめてふたりぐらいいた方がいいんじゃないかと思います。

・「絶対にそうだよ」と断定するのが口癖の人がいますが、「絶対」という言葉は使い方によっては可能性を狭めてしまうので気をつけた方がいいと思うんです。

・道徳的規範からはみ出した者に対して世間は容赦ないですよね。二択で決着をつけようとしすぎです。

・二択で決めようとすると善悪ではなく人数が多い方が正義になることが多い。

・縁起担ぎで毎年一冊目は『人間失格』と決めて読んでいました。そうすると毎年おもしろくなっていることに気がつきました。

・事実をありのまま話したとしても、その時の感動や興奮を伝えられないなら、それはそれで嘘なんじゃないかとも思うんです。

・男性が書くと反発があるようなことも、女性の言葉で書くと、女性が女性のことを言う分にはあり。

・十年くらい人生を棒に振ったら、「人生十年棒に振った」という武器を手にすることができます。この強さはなかなか誰にでも持てるものではありません。

・今ここで死んだらどうなるのか。いや、あかんあかん。いや、違う。怖い怖い、と思い直します。その時に怖いと思えない瞬間が、芥川には来てしまったのでしょうか。

・「ボケ」はその人が本当に思っているから成立します。少なくともそれを嘘だと感じさせてはいけません。

・三島と太宰はそれぞれ自分にコンプレックスを持っていました。それを武器にする太宰と体を鍛えて跳ね返す三島。

・簡単に言いますが「自分に自信を持とう」という言葉は僕にとって、「翼は無いけど飛んでみよう」と同じくらい難易度の高い言葉です。

・賢い人でおもしろい人もたくさんいますけど、アホでおもしろい人はその倍います。アホの方が絶対数多いですからね。



夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

夜を乗り越える(小学館よしもと新書)




タグ:又吉直樹
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