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『英雄の書』 [☆☆]

・国際化が重要と言われて久しいが、この国に必要なのは、語学力よりも、失敗を失敗とも思わない厚顔さなのではないかしら。

・想定通りの答えが返ってくる脳なんて、結局、飽きられる。君じゃなくたっていいんだもの。本物の人生を歩いている人たちは、「自分自身」を生きている人しか相手にしない。

・自分の人生を生きられないから、人生が他人事になる。

・私は、宇宙そのものよりも、宇宙の謎を知りたいと願う人間の方に、ずっと神秘さを感じる。そちらの方に、より深い謎がありそうだね。

・私は、挫折しそうになったとき、「将来、私の人生を朝の連続ドラマにしたとき、これくらいの試練がなかったら、脚本が半年持たないわ」と思ってしのいできた。

・SNSは、付和雷同してくれる「扱いやすい大衆」を作るのに絶好のシステムなので、ビジネスを仕掛ける側として使わない手はないのだろう。

・人に迷惑をかけたくない? いやいや、本当は、人にとやかく言われたくないだけ。自分が「いい子」でないことに耐えられないだけでしょう。

・英雄とは勝った者に与えられる称号じゃない。何かをゆるさないために、誰かを守るために、孤高を怖れない者に与えられる称号なのである。

・シャネルは、「人は醜さには慣れることができるけれども、だらしなさには決して慣れることがない。女性にとってだらしなさとは、香水も付けずにいて、清潔でもないことだ」と言った。

・芸人は叩かれて、はじめて一人前だ。「嫌いだ」「だめだ」と言われて、はじめて人の心を動かしたことになる。その「嫌い」の数だけ、「好きでたまらない」人がいると思えばいい。その何倍もの「好き」も、その周辺に存在する。

・圧倒的に上質の異質になれ。圧倒的な異質を、人は無視することができない。

・誰も認めてくれなくても、私はくじけない。誰かに褒めてもらうために、生きているのではないから。

・才能ある者の真実を、人々は、理解できない。他者に備わっていない感性を、才能というのだから。

・人は、世間に愛される人生と、世間に憧れられる人生のいずれかを選択できる。脳の構造から言えば、両者は弧の関係だ。いいとこどりはあり得ない。



英雄の書

英雄の書

  • 作者: 黒川 伊保子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/09/01
  • メディア: 単行本



タグ:黒川伊保子
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