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『トランプ登場は日本の大チャンス』 [☆☆]

・アメリカやヨーロッパの考え方は、世界は平和で諍いがないのが良いというものだ。だが中国の思想家は、世界は常に対立をはらんでおり、その対立を処理するのが政治家の仕事だと考えている。この違いからくる世界観は人々の生活に大きく影響する。

・中国の政治家たちは、政治的な野心を満たすことを目標にしている。人々の平和で豊かな暮らしは、政治の目標にはならない。

・外交官だけでなく日本人のほとんどが戦争というものについて考えなくなったのは、アメリカの力に基づく平和のもとで怠惰な安定を享受しすぎたからだと言える。

・日本の場合は、「戦争は悪い」という、モラルの立場からのみ戦争が考えられている。

・日本では「命に代えられるものはない、人々の命を奪う戦争は悪い」という観念だけで、戦争が非難される。

・日本で国を守り自らを守ることよりも、モラルの面からだけで戦争に反対する考え方が強くなったのは、第二次世界大戦の犠牲があまりにも大きかったからである。

・「強いアメリカをつくる」という公約を実現するためには、ドナルド・トランプは、中国と対決することを避けれは通れない。

・中国のダンピング輸出で入ってくる安い製品の恩恵を受けているのはアメリカの低所得層の人々だが、この人々はトランプの支持者ではない。

・いまや北朝鮮が核兵器を開発し保有するようになったため、アメリカは朝鮮半島で戦争が起きても、核戦争に備えていない海兵隊員を送り込むことは不可能になってしまった。

・核兵器を戦術兵器として使う、新しい核戦争の時代が始まったために、通常戦争を戦う花形だったアメリカ海兵隊の任務と立場が消滅してしまった。

・国家というものは、国内政治だけで成り立つものではない。国家は、自らの権限で国政的な立場を主張し、力によってその主張を押し通す必要がある。

・東京を焼き払い広島と長崎に原爆を落とした責任者のマーチス・ルメイ将軍に、日本政府が勲一等旭日綬章を与えたことである。

・国際社会における利害の決定には平和主義ではなく力が必要なのである。

・TPPにアメリカが参加しない中で、環アジア太平洋の貿易の安全をいったい誰が、維持するのか。

・歴史的に見ると日本人は勤勉で真面目だが、感情的で、理論的に考えることが苦手である。このことが太平洋戦争の敗北につながっていった。




トランプ登場は日本の大チャンス 新しいアジア情勢のもとで日米関係はこう変わる

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