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『人工知能を超える人間の強みとは』 [☆☆]

・人間の主観や感情は、客観的な評価を狂わす原因になる。しかし、人間が状況や問題について「何かおかしい!」と感じるのは、私たちに主観と感情があるからだといえる。

・人間の強みとは、突き詰めると「直観」に起因する。

・直感が鋭い人とは、発想力が豊かで、独創性に富み、察知力が強く、環境に適応でき、臨機応変に意思決定ができるということだ。

・記憶と忘却の繰り返しを面倒くさがらない。

・忘却は、人間の脳と心にとって必要な機能であるといえる。私たちは、日常生活で苦痛、不快感、怒り、悲しみなど、さまざまなマイナスの感覚や感情を抱く。そうした感覚や感情は、忘却することで和らげることができる。もし忘却することができないのであれば、私たちはすぐに精神異常をきたすであろう。

・今までの公教育は「すでに規定されたカリキュラムの枠の中で、生徒が限られた時間内に、どれだけ速く、正確に理解して、記憶できるか」を競うレースであった。いわば、制限時間付きの「塗り絵競争」のようなものである。

・世界の有名大学の学生で、趣味、アルバイト、サークル、コンパ、大学祭などに打ち込んでいる人はまずいない。学期中1日24時間、ほぼ毎日、勉強漬けの生活になる。

・日本語思考では「もし~ならば」と考えることはあまりない。むしろ、「~のとき、どうするか」と考えがちになる。つまり、1つの出来事に1つの対処法が1対1に対応した形(マニュアル)となっているのだ。

・人工知能は統計的に「正解」を当てているのであり、問題の意味を理解していない。

・日本企業は一生懸命に顧客のことを考えて新機能を開発して付加するのだが、外国人の利用者は単純で使い勝手がいい機能を好む。そのため、企業側が懸命に頑張るほど顧客が離れていく現象が見られた。

・「正解」を瞬間的な速さで見つけ出す能力も大切だが、正解が存在しないような抽象的な概念を時間をかけても考え抜くことも肝心である。



人工知能を超える人間の強みとは

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  • 作者: 奈良 潤
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