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『プロジェクトぴあの』 [☆☆]

・どうしてテクノロジーをもっと楽しいことに使わないのか――と考えて、気がづいた。連中にとっては、憎悪を撒き散らすことこそが娯楽なんだろう。

・下層の人間が、同じ層に属する別の人間を踏みつけて楽しんでいるのだ。

・アイドル・グループ全体としては、常に若い新人を補充し続けることによって、「集団としての不老不死」を維持している。

・アイドル・グループがよく握手会を開いていたのも、そうした潜在的な危機に気づいていたからかもしれない。もはやリアル・アイドルがバーチャル・アイドルに勝てる要素は、「触れられる」というただ一点にすぎなかった。

・たとえ最終的に失敗に終わっても、その途中のプロセスって、きっとすごく楽しいに違いないって予感がする。その楽しい時間そのものが報酬だ。

・一部の人間は、自分と同世代もしくは年下の人間が自分より頭がいいと知ると、劣等感を刺激され、被害妄想的な嫌悪感を抱くようなのだ。

・世界には箪笥が無数に立ち並んでいます。歩いていると、どうしても小指がぶつかります。ぶつかりたくないと思っていても――痛い思いをしたくないなら、立ち止まるしかありません。でも、それじゃ、どこにも着けないじゃないですか。

・こっちから正解を言うんじゃなく、手に入れた人たちに自分の意志で実験してもらって、正体を突き止めてもらいたいんです。自分で調べて、結論にたどり着けば、人は信じます。

・だって、夢を叶えるためですよ? 多少のリスクを負うのは当然じゃないですか。レーサーがサーキットを走るのと同じようなものですよ。安全運転じゃ勝てません。

・バーチャルなキャラクターは歳を取らない。永遠に生き続ける――でも、逆に言えば、それは伝説にもならねえってことじゃないのかな? 生きている間は伝説になるわけねえんだから。失われるからこそ伝説になるんだ。

・「マンガみたい」って言うけどな、マンガみたいな人生を歩めるってことは、実はものすごくラッキーなことなんだぜ?

・禁止されていないことはすべて行なわなければならない。

・「綾崎の話を信じるのはおかしな連中ばかりだ」そんな偏見を広げていったのだ。綾崎自身を直接攻撃することなく、その人気を落としていったのである。

・現在の日本の航空法では、飛行機、ヘリコプター、グライダー、飛行船の四種類を「航空機」と定義しているんですが、有人宇宙船はそのどれにも当てはまりません。法律上は気球と同じ扱いなんです。

・でも、届かないんですよ。定義上の宇宙である高度100キロ。東京駅から沼津ぐらいまでの距離――ほんの62マイルが。

・万が一――0.01パーセントの危険なんて心配してたら、何もできないじゃないですか。



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  • 作者: 山本 弘
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/08/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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