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『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』 [☆☆]

・「独占主義」をモットーにしている。他人と競争するのは、彼にとっては愚の骨頂だ。彼にとって「競争」とは、それに巻き込まれた時点で負けなのだ。

・ジラール思想の核にあるのは模倣(ミメーシス)理論と競争だ。ジラールによれば、人間の行動は「模倣」に基づいている。人間には他人が欲しがるものを欲しがる傾向がある。したがって模倣は競争を生み、競争はさらなる模倣を生む。

・左派とマイノリティの学生グループは、カリキュラムがアリストテレスやシェイクスピアといった「死んだ白人たち」ばかりで占められていると訴えていた。

・自分は真剣に事務官になりたかったのだろうかとティールは自問しているが、そう自問すること自体がすでに答になっている。

・プラットフォーム・ビジネスでは勝者は一人しかいない。

・ドットコム・バブルははじけた。投資家の間では、インターネットはたった2年で、カネを生む装置からカネを燃やす装置に変わってしまった。

・新しいものをつくりだしているかぎり創業はつづき、それが止まると創業も終わります。おそらく創業の瞬間というものは無限に引き延ばせるのです。

・「壊れているものを探せ」――スタートアップの出発点は、いつでもこれだ。

・高額な製品を売る場合、営業部門がないほうがうまくいきます。僕たちの成約額は100万ドルから1億ドルのオーダーです。このくらいの取引額になると、売り込みのさい、顧客は、僕たちの営業部長ではなくトップと直接話したがるものです。

・担当者はどう見てもアスペルガー症候群的だけど、いつでもあてになり、全幅の信頼を寄せたくなる――ウチはそんな会社です。

・ザッカーバーグはかなり早い時期から、情報を探すための検索エンジンはあるが、「人」を探すサービスは存在しないことに気づいていた。

・自分に尋ねてみるといいでしょう――なぜこれをするのか? それがしたいからやっているのか? それとも面目を保つためだけにやっているゲームなのか?

・私たちはスーパーの特売の経験から、価格が下がれば下がるほど、客の列が長くなることを知っている。興味深いことに、同じ人間が株では真逆の行動をとる。相場が下落すると、買い足すどころか、株と有価証券を手放してしまうのだ。

・競争は負け犬がするもの。まわりの人間を倒すことに夢中になってしまうと、もっと価値があるものを求める長期的な視野が失われてしまう。

・「ビッグデータ」や「クラウド」といったバズワードまみれの投資話を聞いたらさっさと逃げろと彼は忠告する。IT業界用語は、ポーカーのブラフと同じだ。こうした耳ざわりのいい言葉で飾りたてている企業にろくなものはない。

・バフェットも、すぐれたポートフォリオは10銘柄以下で構成されるべきと考える。20以上の銘柄を組み入れたポートフォリオをバフェットはハーレムにたとえる――こうなると一つ一つの銘柄(女性)をよく知るのは不可能だからだ。

・たいていの投資家はイノベーションが少ないとこぼしつつ、真のイノベーションを避けて通っている。安全な馬にまたがって、二番煎じのカメラアプリやSNSに投資しているのだ。

・「他の人間がパニックに陥っているときに買い、他の人間がどん欲になっているときに売れ」――バフェットのシンプルな公式だ。

・バフェットはカーネギーの『人と動かす』(原題は「どうやって友達をつくり、人々に影響を与えるか」)を地でいっている。

・マイクロソフトがアップルとグーグルの後塵を拝し、2000年代初頭のスマートフォン時代に後れをとったのは、当局との闘いで疲弊してしまったからだ。

・ユーザーは平均して1日50分間、フェイスブックやインスタグラムを開いている。それに対して、読書は毎日平均19分、スポーツは17分、人づきあいは4分にすぎない。

・ニューヨークの5番街やロンドンのボンド・ストリートといった名だたる住所は、もはや問題ではなく、スマートフォンのホーム画面の表示位置の方がよほど重要なのだ。

・ウェブ2.0とSNSの爆発的な普及により、非構造化データのデータ量は膨大なものになった。この膨大なデータを集約するアルゴリズムなしには、意味のある分析は行なえない。

・ペンタゴンは調達業務のために20万7000人もの要員を擁していると伝えている。それに対して海軍のエリート部隊の兵力は16万3375人だ。

・ロケット技術は1960年代から2009年までごくわずかな進歩しかしなかったために、宇宙の未来は「ほとんど到達できないほど遠ざかって」しまった。

・政治は人々をいきり立たせ、人どうしの結びつきを破壊し、人々のビジョンを二極化します。「われわれの世界」と「あいつらの世界」、「善人」と「悪人」という対立です。

・ジラール哲学の主題は「模倣(ミメーシス)」と「競争」である。いわく、人間の行動の大部分は模倣に基づいている。模倣は不可避だ。私たちが何かするのは、結局のところ他人がそうするからだ。

・近年は世論調査が信じられないほど影響力をもち、政治家は多数派におもねることばかりを考えている。

・今の政治は法学者たちが支配している巨大な官僚機構にとらわれてしまった。大量の法律はさらに多くの規制を生み、これが社会のためのイノベーションとよりより生活環境を疎外している。

・私が子供だった頃、どうやったらソ連に勝てるのかと人々は大論争を繰り広げていました。そして私たちは勝利しました。ところが今では、どのジェンダーがどっちのトイレを使うかについて必死に討論が行なわれています。

・市販の標準製品が手に入るというのに、官公庁はリソースと経費を潤沢に注ぎ込んで、わざわざ最初から開発しようとしている。

・人間は計画を立て、複雑な状況で決定を下すことができます。コンピュータは正反対です。すぐれたデータ処理者ですが、最も簡単なことでも決定できません。

・オンラインメディア従事者のほぼ9割が、ヒラリー・クリントンが勝った地域で仕事をしている。

・ネットワーク効果は非常にいいものですが、それが群集の狂気に変わってしまう転換点があることもたしかです。



ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

  • 作者: トーマス・ラッポルト
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






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