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『書物法廷 ル・トリビュナル』 [☆]

・アメリカ人にとって、仕事を替えるのは当たり前のこと。何の不名誉でもありません。もちろん、転職によって、よりよい待遇を得られるというのが大前提ですが。

・こんな、地の底のような場所で、朽ち果てるまで、単調な生活を送っていかなければならない彼らにとって、アルゼンチンで死刑が廃止されていることは、救いではなく、むしろ呪いなのである。

・豆本は、製紙や印刷の水準を示す、何よりの指標でしたから、各地の職人たちは、より小さな書物をつくることに血道をあげたのです。

・軍隊といえども官僚組織、役人は、予算の削減や権限の縮小に、本能的に抵抗するものです。

・イギリス人の国民性である。たとえ、どんなに奇矯な人物があらわれても、自分たちに干渉してこないかぎりは、いっさい関わり合いにならない。たとえ、ここに刀を提げたサムライや婚礼衣装をまとったマサイ族が来ても、彼らは、無関心、もしくは無関心であるふうを装うであろう。



書物法廷 (講談社ノベルス)

書物法廷 (講談社ノベルス)

  • 作者: 赤城 毅
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: 新書



タグ:赤城毅
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