So-net無料ブログ作成

『「感情の整理」が上手い人下手な人』 [☆☆]

・性格が悪いとか、人間関係がうまくいかないというのは、感情にふり回されたものの見方や行動をするからであって、自分の「感情の整理」が上手くできれば、性格の問題のかなり多くの部分が解決できる。

・人間関係とはつまるところ、もつれ合うにしろスッキリするにしろ「感情関係」だと考えれば、不機嫌な人は周りから「無能」の烙印を押されかねない。

・人間関係がうまくいかない人は、往々にして「顔に出やすい人」でもあります。「顔に出やすい人」は、自分の感情がたったいま顔に出ていることに気がつきません。けれども相手にはわかりますから、いやな感じを与えます。

・自分の悪感情を素直に認めることができれば、あとは自分自身の問題になリます。他人のせいにすれば、いつまでたっても他人の問題になります。自分の悪感情を自分で処理できなくなるのです。

・個人が個人の悪口を他人にもらす場合、その人への嫉妬やうらみ、あるいはコンプレックスといった悪感情が根底に流れています。あるいは悪口をもらす相手へのこび、へつらいの裏返しの感情によるものなのです。

・「口から出れば世間」ということわざがあるように、人間関係の中で自分の気持ちを口に出すというのは決定的な意味を持ちます。

・現代の父親はかつてのように家庭の中にしっかりした居場所を確保できなくなっています。不満を隠しながら、いわば家族にこびることで、父親としての存在感を維持しているケースが多いのです。休日のデパートや行楽地で、ご機嫌な家族の中に一人だけ不機嫌な父親が混じっているのはそのせいです。

・不機嫌な人には、意外に必要以上に相手の心理をおもんぱかる傾向があります。そのときの自分の感情には目をつぶって、相手にどう思われるかを考えてしまいます。自分の感情を偽り続けるのですから、不機嫌になるのも当然のことです。

・文句は大いに言うべしです。たとえ「我慢すればすむこと」であっても、一度我慢してしまえば二度目からは了解事項になってしまうからです。

・新しい考え方に耳を傾け、朗らかで洒脱な老人は大勢います。そういった老人に共通する習慣は何だと思いますか。自分に非があればあっさり認めて、どんな歳下の人間、キャリアの浅い人間が相手であっても屈託なく頭を下げることです。

・他人に頭を下げるのがいやだとか、自分より歳下の人間や子供の前では非を認めないというのも、前頭葉の機能低下と関係があります。感情の老化が始まっている証拠と言えないこともないのです。

・何もしない人間に限って、他人を嫉妬したりうらんだりするというのは、ほとんどの場合にも当てはまることなのです。

・雑多な情報を自分の頭の中で組み立てて一つの道筋をつけること、つまり論理化するためには二つのことが必要になります。一つはまず、専門用語や数字を含めてしっかりと理解して記憶すること。もう一つは、その記憶を元に、自分の言葉で表現すること。

・自分を客観的に見つめることは、「メタ認知」と呼ばれます。感情コントロールには欠かせない能力です。

・若々しい感情生活を取り戻すためには、自分の中にある「偉そうにしたい気分」をまず消し去ることです。

・他人をけなすということは、相手の悪口を言うことです。けなす人はほんとうのことを言っているだけのつもりかもしれませんが、相手の欠点や許せない部分を攻撃しているのです。これは、「嫌い」という感情がなければできないことです。好きな人をけなす人はいないのです。

・同じ職場や同じグループであっても、「そういえばゆっくり話すのは久しぶりだな」といった程度の間隔を置くのが、気持ちいい人間関係の秘訣ではないでしょうか。

・「懐かしさ」の感情は好意以外の何ものでもありません。「懐かしいな」と思う気持ちの中には、無条件に相手への好意が含まれています。

・かつてどんなに悪意を持った人間であっても、時間を置いて出会ったときに「懐かしいな」という感情が湧いたとしたら、そのときはもう悪意は消えているのです。

・人間関係につまずきやすいタイプは、距離感に鈍感な人が多いのです。親しくなればどんどん相手の距離をつめてしまい、結局、感情的な行き違いを起こしてしまいます。



「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)

「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 新講社
  • 発売日: 2007/11/22
  • メディア: 単行本



タグ:和田秀樹
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0