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『キノの旅17』 [☆☆]

・あなたが誰かの手を握って暖かく感じているとき、その誰かは冷たく感じている。

・残念だけど、それでもまた、なんだかんだ言って壊していただろうね。人間は、「造った何か」より、「何かを新しく造る」ほうが好きだからさ。

・「昔ながらの生活を守っている、のんびりした国らしいよ」 「それって、便利な科学の発展に背を向けて、不便な生活を続けているってこと?」

・「別の国との交流を控えて、自分達の生活を大切にしているらしい」 「それって、近くにある国と仲良くできない、意固地な人達ってこと?」

・他人をバカにするのは、自分に自信がない証拠だ。

・素晴らしい景色があるところに、素晴らしい人が住む――、とは限らない。

・そもそも恋愛とは、「冷静な精神状態から激しく逸脱している状態」です。生き物が子孫を残すために、無理矢理異性とくっつこうとする働きです。良く言えば「本能」でしょうが、悪く言えば「蛮行」です。

・血を出し切った鶏を、今度は軽く熱湯にくぐらせてから羽をむしります。皮に残った産毛をバーナーで炙ったら、お腹を切って、内蔵を綺麗に取り出しました。こうなると、もうお肉屋さんで売っているチキンです。

・人は頭の中でしか物事を考えられない。で、考えて認識する以上、人の状況は、考え方次第でなんとでもなるよね。

・人が良くても腕が悪い人もいれば、腕は絶品だけど人としては疑問符がつく場合もあるからねえ。

・機械はね、正常に作動して、つまり「治って」ナンボだよ。それは、どんなに時代が進もうとも変わらない「世界の真理」ってやつだね。

・弾丸は、音速以下で飛ぶサブソニック弾。弾丸が生み出す衝撃波がなくなるので、通常弾とは比べものにならないほど静かになる。その代償として自動連射はできず、一発ずつ手動で操作している。

・勝ち目のない戦いに挑んでくるのは、よほど気がふれたか――、または恐ろしい相手から、絶対に逆らえない命令を受けたかのどちらかですよ。

・速度を出さないで運転していた。それも当然だ。この先がどうなっているか分からない道で危険な速度を出すのは、阿呆の所行だ。





キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫)

  • 作者: 時雨沢 恵一
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2013/10/10
  • メディア: 文庫



タグ:時雨沢恵一
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