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『書物紗幕』 [☆☆]

・長い年月にわたり、弾圧を逃れるために、さまざまな偽装をして、宗教を守ってきた隠れキリシタンの儀式や信仰形態は、元がカトリックのそれであるとはわからないぐらいに変形している。

・長いこと、言い伝えられてきたことには、今の私たちの知識ではあきらかにできない何かがあると思う。馬鹿馬鹿しいようでも、やれることはやっておこう。

・虫やカビの害を避けるための虫干しのことを、「曝涼」などという、古風で難しい単語を使って、説明した。

・秀吉の右手の親指が二本、つまり指が六本あったという記述がある。

・予言には、必ずそれを実現させて、神秘性や信仰心をたかめようとする試みがつきまといます。将来起こることを予言するのではなく、予言されたことを実行するという転倒ですね。

・日本では、フランスの外人部隊が有名ですが、スペインのそれも、精強さでは負けず劣らず。

・危険な兆候だ。このような人物が真の素性を明かすからには、聞かせた相手を生かしてはおかないと心に決めているのは明白である。

・知などは、どうとでも都合の良いように加工できる。

・きさまの父親だけを特別扱いにして、よく記憶していたなどと教えてやるわけにはいかん。いちいち覚えていないと言わなくては、沽券にかかわるというものさ。





書物紗幕 (講談社ノベルス)

書物紗幕 (講談社ノベルス)

  • 作者: 赤城 毅
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: 新書



タグ:赤城毅
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