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『勉強上手 好きなことだけが武器になる』 [☆☆]

・未成年ということは、あなたが自分の生き方を自由に決める権利を持たないことを意味しています。

・欧米といえば権利の国というイメージがあるので、未成年は権利を持たないと言い切っているのは意外に感じる。日本はその逆で、子供に嫌われたくないから、小さい子供にも権利があるなどと軽々しく口に出してしまう。おそらく、多くの日本人は権利というものを理解していないのだ。

・自分の好きなこと、得意なことをやっていれば、努力は必要ないのだ。無理してやるから、力ではなく「努」力になる。

・今の中高年が若者をダメだダメだと言い続けるのは、その方が安くこき使えるからだろう。若者に劣等感を抱かせ、他に行く場所もないと危機感を植え付けて働かせるに限ると思っているのかもしれない。

・物心ついたときからずっと経済は低迷したままだ。絶頂期を経験していなければ、「あの頃に戻りたい」という閉塞感は生まれない。

・保育所の待機児童がなかなか減らないという問題も、十年以上も前から、議論され対応策が急がれている。「急がれている」と言いながらまったく急いでいる感がないのは、急がれては困る人がいて、ブレーキをかけているからとしか考えられない。

・待機児童の問題の答えはシンプルで、保育所を増やせば解決できる。この問題に限らず、現代の日本社会はシンプルな答えがあるにもかかわらず、実行できないという奇妙な難題を抱えている。

・解決しないのは既得権益があるからなど、理由はさまざま言われるが、根本にあるのは急激な変化を好まない国民性なのかもしれない。

・世の中は、だます人とだまされる人とで成り立っている。まずはそれを自覚して、疑う目を養うことだ。

・暗記重視型の勉強もまったく無意味だとは言わない。漢字がまったく読めない、あるいは九九ができないとなると日常生活に差し支える。歴史や地理などもある程度までは頭に入っていないと、物事を考える上でのハンディキャップになるだろう。

・日本の国会では重箱の隅をつつくような些末な問題しか話し合わず、「少子化をどう食い止めるか」といった大きなテーマになると、具体策を出せずに終わる。

・「ハーバード白熱教室」の人気に便乗して、その後、同じような形式の授業を日本でも試みて番組にしているのを目にしたことがある。なんともぎこちなく、痛々しい感じさえした。

・クイズ番組が色あせて見えるのは、暗記頼みの知識の身につけ方は、段々時代遅れになっているからかもしれない。

・アタック25も、パソコンを回答者に持たせて検索力を競う、パネル検索クイズにするともっと面白くなるかもしれない。

・ネットの膨大な情報から自分の欲しい情報にたどり着くのには、調べる力と考える力こそが必要である。ピタリと来る検索キーワードを考えつかなければ、的外れの情報ばかり出てくるのがネットの世界なのだ。

・これだけ情報量の多い時代は、知識は詰め込み式ではなく、その都度調べる方が効率的である。記憶力ではなく、検索力が問われる時代なのだ。

・使う場所のない英語を身につけたところで、使える英語にはならない。

・給食ですら残す自由は許されていないのだ。食べる量は人によって違うという体質まで無視した教育方針なのである。

・発達障害の子供のうち85.7%が右脳を中心に使い、発達障害ではない子供は91.4%が左脳を中心に使っていると分かった。

・マスメディアが流す情報はどこのテレビ局も新聞もほぼ同じだからだ。だから五大新聞をすべて読んでいる人は、それは自慢になるどころか、相当マヌケな醜態をさらしている。

・いわゆるネットの住人は、脊髄反射の度合いが著しい。脊髄反射しているようでは、考える葦ではなく、単なる葦である。嵐に吹かれ、雨に降られて翻弄させるしかない。

・これからは努力を語るのではなく、自分の得意分野を楽しく語る時代になるだろう。

・ちょいワル、ちょいモテおやじが一時期流行り、今までオシャレに興味などなかったオヤジまで巻き込んでいった。裏を読めば、20~30代がファッションにお金を使わなくなっているので、各業界は中高年男性をターゲットと見ているのだ。中高年は人数が多く、圧倒的にお金を持っている。

・草食男子、弁当男子、イクメンのようなマスコミが決めたキーワードに流されてはいけない。そういったキーワードに分類されてしまったら、自分の頭で何も考えていないのだとアピールしているようなものである。

・とにかく、英語は暗記をするものなのだと割り切って勉強するしかない。

・単語帳を作るのは意味がない。単語をバラバラに覚えても、単語テストでない限りは役に立たない。話すときは文章にしなければならないのだ。

・クリエイティビティとは異なる情報の組み合わせから生まれるものだ。「How(どう実行するか)」より 「What(何をすべきか)」が重要になる。

・東大に代表される受験強者は、何を生み出すかという「What」より、課題やノルマをどうこなすかという「How」が優れているといえる。

・地頭のいい人とは、他人が生み出した勉強法をなぞる人ではなく、自分で生み出す人なのだ。

・IT関係の資格が必要なのは、大企業の下請けをしている企業である。下請けの下請けのように下に行くにつれ、これらの資格は必須になる。

・趣味の世界でも試験を受けて資格を取りたがるのは、実に日本人らしい。そうしないと達成感が得られないのだろうか。

・英語を300万語読む、毎日1万語眺める、1000時間筋トレ感覚で英語を聴く、英借文とブラインドタッチを身につける、自分および自分の関心事で100の英借文を作り、丸暗記する。つまり、英語を体に覚え込ませる勉強法なのである。

・私は本や雑誌、ネットを人探しのために利用している。信頼できる情報を持っている人を見つけるために本を読み、ネットで検索するのだ。

・先人が残した結果を求めるのではなく、先人が求めようとした思想なり精神なりを追求する。本も著者が書いた内容だけを求めるのではなく、その著者の思想や精神に触れるのが、本当の意味での読書ではないだろうか。

・内容が分からないからと読むのをやめたら意味はない。その本の内容をこれから理解するために読むのだ。

・若いときから自分の半径1メートル以内のことにしか興味がないと、恐ろしいぐらい思考力のない人になってしまうのだ。

・テレビを観ていて何も引っかかる情報が出てこなかったら、今の自分の情報量も世界観も何も変わらないということになる。そのような番組をいくら観ても時間のムダだ。

・税金や年金、公務員の問題やTPPなどが話題になったとしても、それはワイドショーなどでよく取り上げられる時事ネタだからだ。本気でその問題を考えているわけではない。自分の考えではなく、司会者やコメンテーターの考えをそのままコピーしている場合が大半だろう。

・相手は同調してほしくて話題を持ち出しているのだ。下手に反論すると、ケンカを売っているのかと誤解される恐れもある。

・おじさんたちが「最近の若者は」とお決まりの文句を言い出しても、本気でとらえる必要はない。テレビで評論家などが主張していることのコピーなので、「そうですよねえ」と受け流せば充分である。

・自分が投資家だったら、自分が建築家だったら、自分が映画監督だったら。このような視点に立てば、テレビの見方もガラリと変わる。意外な番組にビジネスのネタは転がっているのだ。

・信じる者に対して証拠は不必要。信じない者に対して証明は不可能。

・すでにできあがった答えを探しているのではなく、自分なりの答えを出せそうな問いを探しているのだ。

・情報化社会は、コンテンツを作る人、目利きをする人(キュレーター)、フォローをする人の三つで成り立っている。このうち、ビジネスに結びつくのは前者二つである。

・フォロワーはいつまでたってもフォロワーで、そこからビジネスは生まれない。フォロワーは利用する側であり、利用される側に回らないと情報化社会では「その他大勢」で終わってしまうのだ。

・世の中のあらゆる情報には、発信する意図がある。利用する側は、行間からその意図を読み解くリテラシーが求められているのだ。

・たとえば、日本百名山をすべて登って制覇するのではなく、麓まで行って眺めてきました、という「日本百名山眺めにチャレンジする人はいないので、おそらく反響がある。





勉強上手

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  • 作者: 成毛 眞
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
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