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『99.996%はスルー 進化と脳の情報学』 [☆☆]

・工場で働く人やデザイナーなど特定の仕事をしている知り合いには、ラジオのリスナーが多い気がする。つまり仕事中のBGM感覚なのだろう。

・商品別のショールーミングを見ると、小型家電と本が3割前後で、比較的多い。つまり、街の書店で本が売れにくくなっていることは、ショールーミングという購買行動でも、一部の説明が可能なようだ。

・光学メディアはコストパフォーマンスが高く、データを記録する効率は、HDDより8倍以上優れているそうだ。ただし、弱点もあって、それは読み取り速度に限界があること。今以上に高速で回転させると、遠心力でディスク本体が変形したり破損したりしてしまうらしい。

・確率が低い=情報の価値が高い。確率が1のときは、その「何か」が必ず起きると分かってしまっているわけだ。そんな「何か」が情報として重要だろうか?

・シャノンの定義した情報量の式-logPは、エントロピーの式と同じ形をしている。より正確には、マイナス記号が付いているから、ネガティブ・エントロピー(負のエントロピー)、略してネゲントロピーという。

・熱力学を分子論で説明する統計力学が誕生する。統計力学は、分子レベルの微視的な物理法則から、系全体の巨視的な法則を導く学問だ。

・「即レスしないといけない情報」は「黙認したくない情報」だろう。異議なき時は沈黙をもって答えよ、という「暗黙の了解」に「意義あり!」というためには、即レスでないと困る。

・思わずムキになって反応してしまいたくなることは、きっとある。しかし、そこで感情的にならず、無視したり、話を逸らしたりすることが、大人のマナーとして推奨されていて、それを「スルースキル」というらしい。

・実は、スルースキルと知能指数(IQ)には関連があるらしいのだ。端的にいえば、賢いほどスルースキルが高いかもしれない。

・目先の感情に捕らわれず、不必要な情報を上手くスルーできることは、頭のよい証拠なのだ!

・信じようが、疑おうが、事実は揺るがないはずだ。揺らぐのは、常に、人の解釈なのである。

・彼女は絶対音感の持ち主でもあるのだが、Bフラットの音楽を聴くと世界がどす黒くなって気分が悪くなってしまう。

・共感覚の持ち主でない僕らにも「高い音」「明るい色」「甘い色」「尖った形」と「カ行の文字や促音(小さな「っ」)」を関連付けてイメージする傾向がある。

・ブーバ/キキ効果が知られている。丸い曲線の図形とギザギザの直線の図形に、付ける名前を選んでもらうだけである。選択肢が「ブーバ」か「キキ」だと、98%の人が「曲線図形がブーバ」「ギザギザ図形がキキ」と答えるらしい。この結果は、母国語に関係なく、大人と幼児でも変わらない、かなり普遍的な傾向なのだ。フワフワとかカチカチのような、オノマトペの基になっているとも考えられている。

・鳥は、眼を進化させ過ぎたせいで、眼球が大きくなりすぎ、他の動物ほど自由に眼を動かせなくなってしまった。その代わり、首の可動域を広げて、頭ごと動かしているのだけど。

・150人くらいが、平均的なヒトの仲良しグループの上限らしい。

・どうやら、僕らは、身体的な痛みと同じ神経回路で、社会的なコミュニケーションのストレスを処理している可能性がありそうだ。これが本当だとすると、イジメで「誰かを無視すること」は、暴力で身体を傷つけることに匹敵するくらい、罪深いものだろう。

・僕が家庭教師をしていたときの話だが、勉強のできない子供ほど、本が読めなかったのである。国語の成績というより、文章を読むこと、そのものに問題があるようだった。音読をさせてみると分かるのだが、つっかえひっかえして、滑らかに読めない。

・日本語ツイート1つあたりで、最も多いのは字数20字前後なのだそうだ。他の言語では、ツイートに140字をフルに使う傾向が強い。

・この「けど」がクセ者なのだ。文法的には「逆接の接続詞」である。これは「前半を否定して後半を強調する」意味合いがある。自分のモチベーションの上げ下げまで、ちょっとした言葉遣いで変わる。





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