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『狙撃の科学』 [☆☆]

・国民が銃の使い方を心得ておくことは民主主義の基礎です。明治維新で「四民平等」といったのは、農民や町人の意識を武士のレベルに引き上げるということです。当時、もちろん武士は武器の使い方を知らなければなりませんでしたが、昔のように「武器の使い方などは、特別な人たちだけが知っていればよく、農民や町人は知らなくてもいい」というのでは、江戸時代に逆戻りです。

・バーミント(varmint)というのは、キツネ、アナウサギ、プレーリードッグ、ウッドチャックというような小型の害獣のことです。

・兵器設計の世界では昔から「兵士を戦線から脱落させるのに必要な弾丸や破片の運動エネルギーは10kgf・mである」ともいわれています。これは殺すのに必要なエネルギーとか、即座に戦闘不能になるエネルギーということではなく「衛生兵に手当てしてもらわないとヤバい」と思うだけの傷を与えられるエネルギーということです。

・MIL(ミル)というのは軍隊で使う角度の単位です。ふつう円周は360分の1が1°ですが、円周を6400分割した角度が1ミルです。1°は17.8ミル、1ミルは0.0573°です。

・1ミルは、1000m離れた場所から幅1mのものを見たとき角度。たとえば敵兵が1人立っているとします。スコープで見るとその肩幅は横のドット(目盛り)で1ミルでした。肩幅は約50cmと判断したとします。50cmのものが1ミルに見えるということは、距離は500mといえるわけです。

・鳥は色がわかりますが、シカ、イノシシ、クマなどの動物は色がわかりません。たいていの動物の目は、色がわかるよりも夜目が利くほうを重視しているようです。





狙撃の科学 標的を正確に撃ち抜く技術に迫る (サイエンス・アイ新書)

狙撃の科学 標的を正確に撃ち抜く技術に迫る (サイエンス・アイ新書)

  • 作者: かの よしのり
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2013/02/19
  • メディア: 新書



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