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『理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件』 [☆☆]

・理系脳は新しいものが好きで、それによる世の中や身の回りの変化が好きだ。

・文系の脳の持ち主は、自分とは無関係のことに興味津々だ。アベノミクスは正しかったかそうでなかったかを論じたり、魚の仲買人でもないのに築地市場の移転問題について延々と持論を述べたりする。

・得てして、世界を変えようと鼻息の荒い人よりも、目の前の課題をクリアしようとしている人の方が、あっさりと世界を変える。

・自分の影響力はどの分野で最大限に行使できるかを知っているから、無関係の分野、言及しても影響力を及ぼせない分野での言論に時間を使わない。

・話が合わないのは、その理系脳の相手と対等に会話するだけのスペックが自分に欠けているということだ。

・自分の表現に自信がない人ほど、回りくどい説明をしたがる。

・早く新しいものに買い換えればいいのにと私などは思うのだが、おそらくは最新の洗濯機との性能や機能の差を知らず、それによって自分の生活がどう変わるか見当もつかないのだろう。

・教科書に載っていなかったこと、一般のニュースでは報じられない話題に人は弱いのだ。裏を返せば、教科書と一般のニュース以外に少し目を向けるだけで、知識はぐっと広がり、それは多くの人との差になるということだ。

・年収の多い人ほど知っていることが多く、知らないことが少ないということになる。

・検証できない仮説は仮説とは言わない。それは思考実験だ。

・冬場、エアコンを使うと部屋が乾燥すると主張する人がいる。その原因は「エアコンが除湿しているからだ」という人がいる。とんでもないことだ。エアコンは単純に部屋の空気を暖めている。すると、部屋の空気の飽和水蒸気量が増える。

・学校で教わった理科の知識など必要ないと主張する人がときどきいるが、それは、身近な現象に教わった知識を重ねて考えることができない人だということだろう。

・物語には注意が必要だ。何かに感動しているときには、論理的な感覚が鈍っていると自覚した方がいい。

・薬の副作用で重篤な状態になった人、亡くなった人の物語もよく語られる。しかし、その薬のおかげで一命を取り留めた人の話はあまり聞こえてこない。

・時間あたりの変化率を求めることを、数学の世界では「時間で微分する」と表現する。微分なんて社会に出てから役に立たないと主張する人は、その使い道を知らないだけだ。

・アクシデントが起きたとき「なぜ」と口では言い、whyを気にしているように振る舞いながら「誰のせいか」つまりwhoにしか関心を持てない人はいる。

・メンバーは何度か「俺たちは昼食に行く」と繰り返すが、チューリングは無反応。つまり、誘われていると気付かず、報告されているのだと思っていたのだ。

・アウトプットするときには、そのアウトプットをインプットする人がいることを十分に意識するといい。すると、その人がエラーなくインプットできるよう、自然とよりわかりやすく話そうとするようになる。

・聞く側のインプットを意識している実況はうまく、ただ漫然とアウトプットしている実況は、聞いていても何がなんだかわからない。

・英語でも、構文のせいで理解できないことより、単語のせいで理解できないことが多いはずだ。

・「固有名詞に注意を払う」ということは、すなわち、読者を意識することだ。このアウトプットは誰に向けてのものなのかを強く意識するのだ。

・評価が異なるということは、それに至るまでに収集する情報の量や質、分析の手法、ありとあらゆるものが違う、価値観が違うということだ。

・目の前の人は自分と異なる価値観を持っているとわかったら、理系脳は無理にコミュニケーションをしようとしない。それは無駄だと思っているから。

・ソーシャルアセットは、SNSという可視化された場で誰とつながっているかでその人に対する評価を決めるという仕組みだ。

・SNSではどんなアセットでも持つべきだとは思わない。いい人とのつながりによるメリット以上に、よくない人とつながることのデメリットは大きい。

・ヤフー知恵袋には「ベストアンサー」という制度がある。しかし、そのベストアンサーを決めるのは質問者なのである。わからないから尋ねたのに、その人がベストな答えを決められるのだろうか。

・スマホを持つことで子供が悪事に引き寄せられてしまうのであれば、スマホを持たせる以前のところで問題がある可能性がある。

・経済などを学んでいる時間は本当にない。その分野の専門家を目指すのではない限り、フロンティアがもう残っていない固まった学問に時間を費やすのは無駄。



理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件 (朝日新書)

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  • 作者: 成毛 眞
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