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『言ってはいけない 残酷すぎる真実』 [☆☆]

・論理的推論能力の遺伝率は68%、一般知能(IQ)の遺伝率は77%だ。これは、知能の違い(頭の良し悪し)の7~8割は遺伝で説明できることを示している。

・どんなに頑張っても勉強のできない子供もいる。だが現在の学校教育はそのような子供の存在を認めないから、不登校や学級崩壊などの現象が多発するのは当たり前なのだ。

・マスメディアが親の責任を問うのは、子供の人権に配慮しているからではない。異常な犯罪が何の理由もなく行なわれるという不安に人は耐えられないから、子供(未成年者)が免責されていれば親が生贄になるのだ。

・社会政策はすべて、アフリカ人の知能が我々の知性と同じだという前提を基本としているが、すべての研究でそうなっているわけではない。黒人労働者と交渉しなければならない雇用主なら、そうでないことを分かっている。

・白人と黒人の間にはおよそ1標準偏差(白人の平均を100とすると黒人は85)のIQの差があり、これが黒人に貧困層が多い理由だと述べた。

・1989年時点の平均的アメリカ人の年収は、白人の約2万7000ドルに対し黒人が約2万ドルだが、IQ100の白人と黒人を比べればともに約2万5000ドルで経済格差は消失する。

・同じIQで見れば、黒人は白人と平等か、むしろ優遇されている。黒人が差別されているように見えるのは、白人に比べて知能の低い層が大きいからだ。

・アメリカではIQ75以下が知的障害者とみなされる。知的障害のある子どもの割合は最下層の白人では7.8%だが、同じ最下層の黒人では42.9%だ

・近代国家の大原則は、国民を無差別に扱うことだ。アファーマティブ・アクションが議論を呼ぶのは、この原則に修正を加えているからだ。

・かつては月100万円稼ぐ風俗嬢は珍しくなかったが、いまでは指名が殺到する一部の風俗嬢の話でしかなく、地方の風俗店では週4日出勤しても月額25万円程度と、コンビニや居酒屋の店員、介護職員などとほとんど変わらないという。

・税金を投入して高等教育を無償化したところで、教育に適性のない最貧困層の困窮は何ひとつ改善しないだろう。

・「知識社会」とは、知能の高い人間が知能の低い人間を搾取する社会のことなのだ。

・女性の違法行為が男性を上回るのは未成年者の家出と商業売春だけだ。

・攻撃的で支配的なウサギは、おとなしくて従属的な個体に比べて安静時心拍数が低い。

・心拍数の低さは、恐れの欠如を反映しているのだ。

・心拍数の低い子供は高い子供よりも共感力が低い。

・犯罪者の人権を尊重する(犯罪に甘い)政治家は、真っ先に選挙で落とされる。

・社会的成功を手にした高学歴の女性たちが続々と家庭に戻っていく。これを、職場からのドロップアウト(落ちこぼれ)ではなく、オプトアウト(自らの意思で仕事から身を引く)と名付けた。

・男性の脳の特徴は「システム化」で、女性の脳は「共感」に秀でている。プログラマの大半が男性で、看護師や介護士に女性が多いのは、脳の生理的な仕組みによって「好きなこと」が違うからだ。

・父から子、孫へと世代が替わるごとに遺伝子の共有率は低くなり、数十世代もすれば「高貴な血」も「穢れた血」もヒトの遺伝子プールの中に散逸し、家系や血のつながりは何の意味もなくなる。

・移民の子供たちはたちまち英語を習得して母語を忘れてしまうが、宗教(や味覚)は親の影響を強く受けている。

・子育ての大切さが強調されるようになったのは、核家族化が進み、教育が将来の成功を左右するようになった近代以降だ。

・幼い子供は親以外の大人を怖がるものの、年上の子供にはすぐになつく。彼らが親に代わって自分の世話をしてくれる(そういうプログラムを持っている)ことを知っているのだ。

・黒人の子供集団が禁じるのは白人の子供集団が高い価値を置くことすべてで、その象徴が「勉強してよい成績をとること」だ。

・仲間が不在のまま育ったサルは、明らかに異常行動が目立った。同様に英才教育を受けた神童も、幼少期に友達関係から切り離されたことで自我をうまく形成することができず、大人になると社会に適応できなくなり、せっかくの高い知性を活かすことなく凡庸な人生を終えてしまうのだ。

・女性の政治家や科学者に女学校出身者が多いのは、共学と違って、学校内で「バカでかわいい女」を演じる必要がないからだ。

・脳梁を切断されている患者は、右脳に入力された「笑え」という指示を認識できない。ところが、ボードの指示を見た患者は笑い出した。そこでなぜ笑ったのか訊いてみると、患者は「先生の顔が面白かったから」とこたえた。このことから左脳の役割がわかる。それは自己正当化、すなわち自分に都合のいいウソをでっちあげることだ。

・無意識が捏造した気分のいいウソは、「意識」というスクリーンに映し出される。意識は無意識が生み出す幻想なのだ。



言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

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