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『逆境を乗り越える技術』 [☆☆]

・どうしてこんなに精神疾患を発症する人が増えているのかというと、アメリカ製の精神疾患の薬を世界中で売るために、様々な名称の精神病を作り上げているから。

・そもそも、人に相談するときは、大体心の中に答えがあるものです。その答えを補強してくれそうな人のところに行くわけです。

・同じ場所で一斉に仕事をさせる「協業」の方が、たとえそれがド素人の集団でも効率が良くなります。そこで働く人たちには競争心が芽生えるため、一生懸命仕事をするからです。だから資本主義は人を集めてみんなで仕事をさせるのです。

・他人から「がんばれ」と言われたときに「一緒に」というニュアンスがまったくない場合があるから、気をつけるように。

・「がんばってください」と言うときの「がんばってください」は距離を持って接しているふうにとられるから、気をつけなさいよ。

・バブル世代の人たち――能力もないのに会社に入れてしまった人たちが結局、能力がないという事実を自分では認めたくない。会社には、自分に能力があると認めてほしい。そんな矛盾が出てきているんですかね?

・書くという行為によって、問題を対象化――自分から距離を置いて見直すこと――できるから、問題の位相――位置や状況――が変わります。

・「社会の中で何を残すのか認識している」ことが保守で、伝統に固執するということは保守ではなく、ただ古いものにしがみついているだけの守旧だ。

・カナダで一番しゃべられている言葉は英語で二番目がフランス語――ここまではよく知られていますが、三番目はウクライナ語です。

・ただ大量に情報を出したら、みんなそっちに流れてしまっただけです。

・ファシズムのスローガンは「ひとりは万人のため、万人はひとりのため」です。これは生協の組合相にも書いてあります。

・ファシズムは内輪にしかその考え方を適用しないわけです。「それなら外から取ってこよう。外の連中は関係ないから」と。

・近代には人々に共通な大きな価値観(=大きな物語)というのがありました。ポストモダンではその近代を超えていこうとします。だから「小さな差異が必要」とされました。そういう発想です。

・小さな差異を追求するポストモダンは、差異を利用して商品を作る資本主義の論理に飲み込まれてしまいました。電通や博報堂をはじめとする広告代理店の発想は、ポストモダンそのものです。

・心情を吐露する断片的なポエムになってくるわけです。それによって、人に知性ではなく信条に訴えるという。

・人間にとって最も人間関係を作りやすいのは、一緒に食事をとることです。

・人間というのは贈与されていると返したくなる。それで返すことができないと力関係になる。



逆境を乗り越える技術 (ワニブックスPLUS新書)

逆境を乗り越える技術 (ワニブックスPLUS新書)

  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2014/06/09
  • メディア: 新書



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