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『浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族』 [☆☆]

・算数っていうのは、個数を数えたり、お金の計算をしたり、物の大きさを測ったり、そういう生活によりそった計算について考えるもので、数学っていうのはもっと、数ひとつひとつの性格を見たり、広がる論理を味わったり、どこまでも正確な世界にシビれたりするものじゃないでしょうか。

・こんな問題はデータに入れてぽん、だから。もう自分で計算する脳を失ってしまったのだ。

・地球上の植物は光合成のときに光のエネルギーを使いますが、その光というのは主に可視光線であり、近赤外線と呼ばれる光は反射するんです。植物のたくさんある地球が反射する光を分析してグラフ化すると、ある波長から急激に反射される光が増えることがわかるんですけど、その領域のことを「レッドエッジ」と呼ぶんです。

・ある惑星から反射されている光を分析して、地球と同じレッドエッジの特徴を示したとしたら、僕たちの周りと同じような光合成をしている植物が存在している可能性が高いということになります。

・マグネシウム花火は見た目は派手だけど、炎が壁材や床に燃え移ることはほとんどないわ。

・呪いなんてものは、概念にすぎないの。私たちの前には、現象しかないのよ。

・学びっていうのは、教える人から、教わる人へ面白さを伝えることだと思います。

・ただそこにあるだけの数や図形に秩序を見出して、感動して、伝えることができるって、人間の強さだと思うんです。

・なぜ中学受験で方程式を使ってはいけないか。それは「習っていないから」。

・数学では、まずは何がしかの問題がある。試行錯誤をしたり、あるいは筋道立てて考えたりする。するとひとつの「解き方」が見えてくる。そして――解ける。「そういうことかぁ! 面白いなぁ!」これが、数学の楽しみそのものであり、本質なのです。



浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)

  • 作者: 青柳 碧人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: 文庫



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